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『都市問題』公開講座《震災復興と自治》 [出来事]

本日(2011年10月1日)午後1時30分から,松本市駅前会館において,財団法人東京市政調査会の主催による公開講座《震災復興と自治》が開催されました。
公開講座は,年3回開催され,そのうちの1回を地方で開催されているそうで,本年は松本開催となったとのことです。
まずは,岩手県知事及び総務大臣を歴任した増田寛也氏による基調講演。いろいろ話されましたが,政府では,対策本部が乱立し,また,法令遵守にこだわったことが,また,地方自治体においても,地方議会を含め主導力を発揮できないことが,対策遅延につながっており,市町村は,一般事務を県に代行してもらうなど自前主義をあきらめ,政府においては,国ができることの限界を示す時期に来ているとの話が印象に残りました。
続いて,パネルディスカッションが行われました。パネリストは,次の5名の方。
新藤宗幸氏は,主催者の研究担当常務理事で司会。
高成田享氏は,元朝日新聞記者。石巻支局長も務め,現在,東日本大震災復興構想会議委員。復興計画は,市町村が作成し,国・県が支援するという役割分担が大切であることなどを述べられました。
室崎益輝氏は,阪神・淡路大震災の復興にも活躍した復興の専門家。阪神・淡路大震災と異なり,東日本大震災では,自分の土地に戻ることができないことの問題性等を述べられました。
井伊久美子氏は,日本看護協会常任理事。東日本大震災における日本看護協会の支援活動を紹介されました。
そして,松本市長菅谷昭氏が,チェルノブイリ事故医療支援の経験者としての意見を述べられました。
この公開講座は,NHK総合テレビの案内告知で知り,気軽な気持ちで応募し,普段着で参加したのですが,会場は,スーツ姿が目立ちました。
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