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繭玉(まゆだま):松本市立博物館で配布(2012年1月14日) [出来事]

繭玉.jpg松本市立博物館では,季節の折々に,松本の風物詩を紹介する無料配布を行っています。
4月3日に月遅れのひなまつりの「甘酒」,8月7日に月遅れの七夕の「ほうとう」,冬至には「かぼちゃ」,そして,小正月の今日は,「繭玉(まゆだま)」。
これは,小正月ころの行事である「三九郎(さんくろう)」の際に焼いて食べると「風邪をひかない」等と言われるもの。
「三九郎」とは,一般的に「どんど焼き」と呼ばれている行事で,おそらく,松本地方独特の呼び方ではないでしょうか。
「繭玉」もだいたい全国似たり寄ったりなのではと思いますが,博物館でいただいた解説書によると,松本地方では,米の粉で作った団子を柳の木にさすところが多く,団子も繭だけではなくいろいろな農産物をかたどったものがみられるとのこと。さらに,繭玉は二組作り,三九郎の時に焼いて食べるもののほか,14日に正月の内飾りをおろして飾り,20日に「繭かき」といって朝早くにおろし,枝から繭玉をはずし恵比寿様に供えるとのことです。

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