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金美齢さん講演会(松本・2011年6月11日) [出来事]

本日(2011年6月11日),まつもと市民芸術館において,安藤忠雄氏の講演の後,金美齢さんの講演会がありました。
これは,全国城下町シンポジウムの第1分科会「地方都市の国際化」として行われました。
主催者の松本青年会議所の委員からの地方都市の国際化に関するアンケート結果等についての報告に続き,金美齢さんが登壇しました。
金美齢さんは,日本人は,国際化を単によいことと考えているが,そんなに甘いものではない。国際化というのは,外国とのせめぎ合いであり,国際社会において相手から敬意を向けさせること,自国の存在感の示し方が重要だということを,御自身のケンブリッジ大学のディナーでの経験の紹介等をとおして,力強く語りかけてくれました。
また,今回の大震災における台湾の方々からの大きな援助が,日本ではほとんど報道されないことに,悔しさと怒りを示されていました。
テレビ番組で見るとおりの,辛口で歯に衣着せぬ元気な語り口でしたが,日本の現在に大きな不安を抱いており,日本の未来のために日本人が自覚すべきことを伝えようとする,日本への愛情が感じられました。
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