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柳澤寿男氏記念講演会・平和祈念コンサート [出来事]

本日(2011年7月23日),松本市浅間温泉文化センターにおいて,バルカン室内管弦楽団音楽監督として活躍されている,下諏訪町出身の指揮者柳澤寿男氏による講演会及び平和祈念コンサートが開かれました。
これは,第23回国連軍縮会議in松本を記念して行われたものです。
会場は,当初,松本市音楽文化ホールが予定されていましたが,6月30日の地震で同ホールが使用できなくなったため,変更されました。
講演は,約1時間にわたり,柳澤氏の旧ユーゴスラビア・コソボでの実体験を熱く語ってくれました。
2007年にコソボフィルハーモニー交響楽団で客演として初めて指揮を執ったとき,「今戦争になったら,銃をとって戦場に行く。」と語っていた現地の楽団員が,柳澤氏の指揮する演奏後,「間違いだった。音楽に国境があってはならない。」と考えを変えたことなど,音楽を通した平和活動について,語ってくれました。
また,2009年,バルカン半島の多民族混成楽団であるバルカン室内交響楽団を率いて,コソボ北部のミトロビッツァにおいて,アルバニア人とセルビア人向けに2回のコンサートを開いた時の苦労話など,興味は尽きませんでした。
その後の平和祈念コンサートでは,東京交響楽団の4人の楽団員によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第8番と岩河智子作曲「夕焼けの向こうに」が,SK(サイトウキネン)親子合唱団の少年少女たちによる合唱2曲が披露されました。
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