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学芸員モノ語り~江戸庶民の愛した算術~ [出来事]

今日(2012年3月10日)の松本は,昨日夕方からの湿った雪が午前中まで降り続くあいにくの天気。
そんな中,松本市立博物館では,第9回学都松本・博物館「学芸員松本モノ語り」が開催されました。
今日の講義題は「実用?道楽?数を楽しむ~江戸庶民の愛した算術~」
江戸時代の数学書「塵劫記(じんこうき)」を紹介しつつ,同書の問題を解くという趣向でした。
鶴亀算や俵杉算,油分け算などを解きましたが,連立方程式や公式を使わずに解く方法を教えてもらいました。
江戸時代に発達した「和算」が高い水準であったことは最近テレビ等で紹介されていますが,発達するにつれ,実用の範囲を超えてしまったがために,明治維新の際に「無用の長物」と評価されてしまったとのこと。

なお,本日の講師である,松本市時計博物館学芸員の一之瀬幸治氏が,来週の土曜日(2012年3月17日)の世界ふしぎ発見に,同博物館所蔵の江戸時代の懐中時計とともに出演されるそうです。

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