サロンあがたの森《松本藩の長州征伐》 [出来事]
毎月第2土曜日,松本市のあがたの森文化会館で行われている「サロンあがたの森」
104回目となる今日(2012年3月10日)の講義題は「松本藩の長州征伐~芸州出陣の実態を巡って~」
講師は,松本城管理事務所研究専門員の青木教司氏。
宮本政挙(まさたか)の「道中記」,松本藩の忍者だった芥川義成の「諸事記録」,松本市に今も残る武家屋敷の高橋家住宅の主である高橋淳安の「陣中之日記」,そして松本藩の公式記録を研究した成果を分かりやすく解説していただきました。
特に宮本政挙の道中記は,帰途に金毘羅大権現を見物したことなど,他の書物にない内輪話のような内容も含まれており,大変おもしろいとか。
松本藩の長州征伐自体は,合戦に至らず,結局「官費旅行」で終わったようです。
ちなみに,松本藩で廃仏毀釈が激しかったことは知られていますが,そのため,藩の記録というのはあまり残っていないとのことでした。
104回目となる今日(2012年3月10日)の講義題は「松本藩の長州征伐~芸州出陣の実態を巡って~」
講師は,松本城管理事務所研究専門員の青木教司氏。
宮本政挙(まさたか)の「道中記」,松本藩の忍者だった芥川義成の「諸事記録」,松本市に今も残る武家屋敷の高橋家住宅の主である高橋淳安の「陣中之日記」,そして松本藩の公式記録を研究した成果を分かりやすく解説していただきました。
特に宮本政挙の道中記は,帰途に金毘羅大権現を見物したことなど,他の書物にない内輪話のような内容も含まれており,大変おもしろいとか。
松本藩の長州征伐自体は,合戦に至らず,結局「官費旅行」で終わったようです。
ちなみに,松本藩で廃仏毀釈が激しかったことは知られていますが,そのため,藩の記録というのはあまり残っていないとのことでした。
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