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雑炊橋 [散歩]

雑炊橋.jpg国道158号線・野麦街道を松本市街から上高地方面に進み,安曇支所を過ぎてすぐ右に下ると雑炊橋があります。
現在の橋は,昭和62年竣工の架け替えられたコンクリート製のものですが,元祖は,信州で初めて架けられた橋と言われています。
橋のたもとに,少々読みづらいですが,雑炊橋の由来を記した碑が立っています。
この碑によると雑炊橋の読み方は「ぞうしはし」ですが,「新松本を楽しむ本」では「ぞうすいばし」となっています。
この橋には,恋伝説があり,川の東側の「橋場」にはお節という娘が,西側の「島々」には清兵衛(石碑では「清明」)という若者が住んでおり,恋仲になったが,逢うためには下流までたいへんな迂回が必要で,二人は,橋を架けるため,雑炊を食べてお金を貯め,建設費の一部にと差し出したというもの。
とにもかくにも,古来の人の情熱で橋が架けられたことは間違いありません。
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