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伊勢物語絵の世界(2011年9月25日まで) [出来事]

伊勢物語展.jpg松本市時計博物館の3階企画展示室で《伊勢物語絵の世界》展が開催中です。
「國學院大學学びへの誘い」として開催され,同大学が所有する伊勢物語の写本や絵巻・絵本が展示されています。
本日(2011年9月17日)は,記念講演として,同大学の杉山英昭教授による《日本文化の原型・伊勢物語》と題する講演もありました。
伊勢物語は,当時勢力を誇っていた藤原北家に対抗する側面も有していますが,「みやび」の理念をもった,真の愛の物語であるとのこと。
本展示会は無料ですが,松本市時計博物館を見たことがない方は,是非,有料の常設展示も御覧ください。
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スタジオジブリ・レイアウト展(2011年11月27日まで) [出来事]

ジブリ展.jpg松本市美術館で,スタジオジブリ・レイアウト展が始まりました。スタジオジブリ誕生前の宮崎駿作品から最新作の「コクリコ坂」までのレイアウト約1,300点の大展示会です。文字解説を一部分に集約し,レイアウトのみをじっくり鑑賞できる展示となっています。
宮崎駿さんや高畑勲さんの直筆のレイアウトも含まれており,大変見応えがありますが,きちんと見ると,2時間以上を要するので,覚悟が必要です。
普段は音声ガイドを使用しないのですが,今回は使用してみました。千尋の声役の柊瑠美さんの司会,スタジオジブリの田中千義さんと三鷹の森ジブリ美術館の三好寛さんの対談,そして,各作品のテーマ音楽で構成され,美術作家男鹿和雄さんのインタビューも含まれています。音声ガイドの宿命である鑑賞速度と間が合わない部分がありますが,とても参考になる内容であり,お勧めです。
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旧島々駅 [散歩]

旧島々駅.jpg旧島々駅舎は,現在,松本電鉄上高地線の終着駅《新島々駅》の向かいに移築され,観光案内所として利用されています。
この赤い屋根の駅舎は,もともとは,上高地線の終着駅として,新島々駅の先1.3キロメートルの位置にありました。
1922年,筑摩鉄道島々線の終着駅として開業。
その後,社名が筑摩電気鉄道,松本電気鉄道と変わり,路線名も1955年に上高地線に改称。
しかし,1983年,台風10号による土砂災害で,新島々-島々間が不通となり,復旧することなく,1985年廃駅。
何ともわびしい歴史です。
なお,松本電気鉄道は,2011年4月1日,バス事業子会社と合併し,アルピコ交通となりました。
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松本市の市木はアカマツ:下今井のアカマツ [散歩]

下今井アカマツ.jpg今日は,信州まつもと空港,アルウィン,山形村(アイシティ,アルプスグリーン道路)周辺を電動補助自転車で散歩しました。
そして,偶然,下今井のアカマツに出会いました。
アカマツは,松本市の市木。1974(昭和49)年9月,市民のアンケートで選ばれ,制定されました。
今日は,予想に反して好天に恵まれた松本。
少々暑かったですが,風が気持ちよく,絶好のサイクリング日和でした。
信州まつもと空港の近くでは,フジドリームエアラインズのオレンジの機体(5号機)の着陸と離陸にも出会うことができました。新千歳空港との往復便です。

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扉温泉ひのきの湯 [散歩]

扉温泉桧の湯.jpg昨日(2011年8月20日),兄が自家用車で松本に遊びに来てくれました。
主たる目的は,松本市美術館《土門拳の昭和》。
昨日,今日と,雨がちで,観光には適しませんでしたが,私お気に入りの《牛伏川フランス式階段流路》に案内しました。
その前に,なかなか自転車では行きにくい,扉温泉に連れて行ってもらいました。
桧(ひのき)の湯は,露天風呂もあり,ゆったりできました。
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松本市岡田の井深城址に登る。 [散歩]

井深城址.jpg5連休(あくまで個人的なものですが。)最後の散歩(自転車による)は,(桐から見て)隣町の岡田地区。
参考にしたのは,松本・義仲復権の会が発行している小冊子《木曽義仲と松本平》掲載のおすすめウォーキングコースの一つ《岡田親義コース/松本市岡田》。
案内板によれば,岡田冠者親義とは,清和源氏の血をひき,木曽義仲軍の初陣「麻績・会田の戦い」では,義仲軍の道案内として先頭に立ち,奮戦した武将とのこと。
その岡田親義ゆかりの地を巡るコース。
写真は,井深城址からのものですが,樹木に遮られ,この写真程度しか見ることができませんでした。
冬であれば,松本平,そして北アルプスを一望できそうですが,冬に井深城址に登る気力があるかどうか,今は自信がありません。
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松本市梓川の七日山石仏群に出会う。 [散歩]

七日山石仏群.jpg若澤寺跡から田村堂方面へと戻り,途中から左折して,新島々へ向かいました。
実は,ここから,安曇資料館へ向かう計画だったのですが,当方は,電動補助自転車。無謀な自動車の餌食になるのが嫌で,引き返すこととしました(安曇資料館がとても遠そうなことに怖気づいたからとも言えます。)。
そして,波田支所前を左折し,一路,旧梓川村へ。
大宮熱田神宮を経て,七日山石仏群を目指しましたが,その先にあるはずのふるさと公園が見えてしまう。一度引き返すも,案内板すらなく,あきらめて,ふるさと公園内を巡り,次の目的地,恭倹寺を目指すことに。
そもそも「新松本を楽しむ本」に付いている簡単な地図を頼りにしたのが間違いか。
と,その時,左手に七日山石仏群を示す案内板が。
奇跡的に,七日山石仏群にたどり着きました。
その次の目的地,恭倹寺にも奇跡的にたどり着き,帰途につきました。

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若澤寺跡を訪ねて [散歩]

仁王門.jpg松本市波田の上波田地区にあったという,若澤寺(にゃくたくじ)の跡地を訪ねました。
国道158号線を松本市街から上高地方面に進み,松本市役所波田支所を超えると,田村堂・仁王門の案内標識が現れ,それに従い左折し,松本電鉄上高地線の渕東駅の横の線路を超え,最後に急な坂を登ると,仁王門が見えてきます。仁王門は毎年4月に「仁王尊股くぐり祭」と面白い儀式があるのですが,それはさておき,仁王門をくぐると,正面に上波田阿弥陀堂,右手に田村堂があります。
田村堂は,若澤寺から移されたもの。
田村堂から,案内標識に従い,山道を登っていくと,急な長い坂の果てに,若澤寺跡の入口を示す表示板があり,そこから,すこし山を登ると,若澤寺の跡地です。
若澤寺跡.jpg若澤寺は,奈良時代後期に創建され,江戸時代には「信濃日光」と呼ばれるほど栄えたそうですが,明治時代の神仏分離令により廃寺となり,今は,案内板以外は,わずかな石垣を残すのみで,とても寺院があったとは思えません。
今年(2011年)2月の第5回松本検定は,旧波田町が松本市に加わった最初の検定であったため,若澤寺については,新松本を楽しむ本の該当ページを読み込んでいたのですが,出題(基本コース)は,その読み「にゃくたくじ」を選ぶものでした。
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山と自然博物館:里山に残る黒塗りにされた白壁展(2011年8月21日まで) [出来事]

黒塗白壁展.jpg今日は,久しぶりにアルプス公園を散策。
東入口駐車場に自転車をとめ,花の丘,自然観察の森,養老坂,森の里広場,森の入口広場,水辺公園を経て山と自然の博物館へ。
松本まるごと博物館《戦争と平和展》の一環《里山に残る黒塗りされた白壁》の写真パネル展示を見ました。
私自身は,これが《戦争と平和展》の最後になります。
小さい展示ながら,いろいろな場所に足を運んだことが分かります。
《戦争と平和展》は,それぞれの展示は,はっきり言って地味ですが,それぞれの学芸員の意思が感じられ,大変面白い展示です。
営利企業にはできない,いい企画だったと思います。
(アルプス公園は,営利企業によって健全に営業されているようですが。)
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窪田空穂記念館:短歌でたどる戦争と平和への思い(2011年8月21日まで) [出来事]

窪田空穂記念館.jpg現在,松本市和田の窪田空穂記念館において,松本市まるごと博物館《戦争と平和展》の一環として,「担架でたどる戦争と平和への思い」が開催中です。展示会場自体は,記念館の本の一角ですが,窪田空穂氏が戦病死した二男等へかける思いが,戦中・戦後の氏の短歌を通して紹介されています。与謝野晶子さんの《君死にたもうことなかれ》も展示されており,実は,その全文を初めて読みました。
写真は,同時開催中の《松本の七夕》の展示の一つ。記念館向かいの窪田空穂生家では,馬場家住宅同様,松本の七夕人形が飾られています。
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岩井堂の磨崖仏 [散歩]

岩井堂.jpg今日は,松本市桐から,一路北へ。
国道143号線を北上して,松本市の四賀地区(旧四賀村)へ。
3月20日に福寿草を見に行った際は,まだ,電動補助自転車ではなく,坂道を登り切れなかったり,帰りに雨に降られたり,大変でしたが,さすが,電動補助自転車。行きはよいよいでした。
しかし,四賀を楽しもうと,緑ヶ丘クラインガルテン方面に足を運んだのが失敗。登り坂続きで,あっという間に電池を消費し,結局,帰り道の刈谷原トンネルを抜けたあたりで電池切れ。やはり,苦労しながら帰ってきました。。岩井堂石仏.jpg
さて,今回の目的地は,岩井堂。四賀の会田宿を北に登ったところにあります。
前回は,場所を確認せずに出かけたため,直前で,マレットゴルフ場の方へ曲がってしまいました。
道沿いの説明板前で自転車を降り,山道を少し登ると岩井堂にたどり着きます。
そして,その横手には,2メートル10センチもある地蔵の磨崖仏。
見事なものでした
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戯曲《シベリアに桜咲くとき》松本公演 [出来事]

シベリアに桜咲くとき.jpg本日(2011年8月10日),松本市のピカデリーホールで,《シベリアに桜咲くとき》が公演されました。
この戯曲は,日ソ間の遺恨と言うべきシベリア抑留問題について,ロシア連邦の女性戯曲作家が書いたものです。
困難な主題を取り上げたものであるという意外性・話題性は十分。
また,東京と京都の公演の間に,松本公演を挿入したという意味も大きかったと思います。
松本公演には,本公演企画の代表者として,中本信幸氏も同行され,公演後,出口で来場者を送り出されていました。
中本信幸氏は,ロシア語やロシア文学に接した者にとっては,尊敬の対象です。
その中本信幸氏が,松本市ピカデリーホールで来場者を送り出すなんて,我ら松本市民は幸福です。
でも,公演終了後の客席には,空缶(ペットボトル)が転がっていました。昼の公演では,客席から携帯電話の着信音が鳴り響いたとのこと。
「イベント好きな松本市民って,こんなものです。」なんて思われていいわけない!

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松本市時計博物館《日本の鉄道と時計》展(2011年9月4日まで) [出来事]

2011年7月30日から9月4日まで,松本市時計博物館では,中央本線全盛開通100周年を記念して,《日本の鉄道と時計》展を実施中です。展示室内は,写真撮影不可のため,写真は掲示できませんが,歴史が味わえる展示です。この展示会は同館の3階で行われており,この展示会のみを見る場合は無料です。でも,松本市時計博物館が初めての方は,是非,有料(大人300円,小・中学生150円)展示も御覧になることを強くお勧めします。
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松本の七夕:ホウトウ [散歩]

七夕のホウトウ.jpg松本の七夕は月遅れの8月7日ですが,この日には,「ホウトウ」か「七夕まんじゅう」と呼ばれる食べ物を七夕様に供え,食べるのが習わしとのこと。松本市立博物館では,「ホウトウ」のサービスが行われました(2011年8月7日)。ホウトウというと,甲府が有名ですが,松本のホウトウは,小豆あんか胡麻,きな粉などで和えたもの。博物館では,小豆あんで和えたホウトウをいただきました。おいしかったです。
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非戦・共生(ともいき)映画祭 [出来事]

昨日と本日(2011年7月30日・31日)の日程で,まつもと市民芸術館小ホールにおいて,非戦共生(ともいき)映画祭が開催されました。
上映されたのは,1953年に制作された《ひろしま》やニキータ・ミハルコフ監督が2010年に制作した《戦火のナージャ》など6本。
本日,このうちの2本《ミラル》と《戦火のナージャ》を見てきました。
《ミラル》は,2010年制作の1948年から1993年までのパレスチナを描いた映画。
上映後には,松本市出身の戦場写真家である村田信一氏のパレスチナ情勢の解説もありました。
《戦火のナージャ》は,ニキータ・ミハルコフ監督による《太陽に灼かれて》の続編。
今後,これらの映画を見られる方のために内容はあえて省略します。
ただ,《戦火のナージャ》については,ソ連邦時代のニキータ・ミハルコフ作品を知っている身からすると,ちょっと,ミハルコフ作品らしくないというか,物足りなさを感じました。監督も「「プライベート・ライアン」を観ているときに,本作のアイデアが浮かんだ。」と言っているので,ハリウッド映画を意識しすぎているのかも。
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松本市立博物館で《マンダラ展》始まる(2011年9月4日まで) [出来事]

マンダラ展.jpg松本市立博物館で《マンダラ》の展示が始まりました。
これは,姉妹都市であるネパールの首都カトマンズの文化を理解するための国際文化交流として行われるもの。
マンダラの図や像が展示紹介されています。また,市立博物館らしく,文字による解説もなされています。
そして,ネパールの方々を招いたマンダラ製作の実演もなされています。
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藤森武氏,師匠土門拳を語る。 [出来事]

本日(2011年7月30日)午後2時から,松本市美術館で,「土門拳の昭和」関連プログラム・記念講演会「弟子から見た写真界の巨匠・土門拳」が開かれました。
講師は,写真家で,酒田市の土門拳記念館の理事を務める藤森武氏。
藤森氏は,1962年,20歳の時,当時53歳だった土門拳氏の内弟子となり,土門拳氏の大作《古寺巡礼》の撮影に貢献しました。
講演では,スライド写真を交え,土門氏の写真に対するこだわりを語っていただきました。
土門氏は,仏像の撮影に当たり,事前に勉強し,実物を凝視し,感動がなければ撮影をしない。
望遠レンズを使うのではなく,自ら被写体に近づき,至近距離から撮る。
写すことで自分を表現する人であった。
生き様,生きる姿勢を教えてくれる人であった。
講演は,予定時間を超え,15時35分頃に終了しました。

また,松本市美術館では,明日(2011年7月31日)まで,国連軍縮会議を記念し,松本市の小中学生の平和ポスターやいわさきちひろさんの絵を展示した《平和祈念特別展》も開催されています。
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松本市美術館ギャラリートーク《土門拳の昭和》 [出来事]

2011年7月16日から同年9月4日まで,松本市美術館で《土門拳の昭和》が開催されています。
今日(2011年7月24日)は,そのギャラリートークに参加させていただきました。
松本市美術館の学芸員の方から,展覧会の趣旨や目玉(展示目的)等を説明していただきました。
今回は,土門拳氏の写真展であり,学芸員の方も,解説に苦慮されていたようです。
ギャラリートークは,今後,2011年7月31日(日),8月6日(土),21日(日),27日(土),28日(日)の14時から行われます。
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柳澤寿男氏記念講演会・平和祈念コンサート [出来事]

本日(2011年7月23日),松本市浅間温泉文化センターにおいて,バルカン室内管弦楽団音楽監督として活躍されている,下諏訪町出身の指揮者柳澤寿男氏による講演会及び平和祈念コンサートが開かれました。
これは,第23回国連軍縮会議in松本を記念して行われたものです。
会場は,当初,松本市音楽文化ホールが予定されていましたが,6月30日の地震で同ホールが使用できなくなったため,変更されました。
講演は,約1時間にわたり,柳澤氏の旧ユーゴスラビア・コソボでの実体験を熱く語ってくれました。
2007年にコソボフィルハーモニー交響楽団で客演として初めて指揮を執ったとき,「今戦争になったら,銃をとって戦場に行く。」と語っていた現地の楽団員が,柳澤氏の指揮する演奏後,「間違いだった。音楽に国境があってはならない。」と考えを変えたことなど,音楽を通した平和活動について,語ってくれました。
また,2009年,バルカン半島の多民族混成楽団であるバルカン室内交響楽団を率いて,コソボ北部のミトロビッツァにおいて,アルバニア人とセルビア人向けに2回のコンサートを開いた時の苦労話など,興味は尽きませんでした。
その後の平和祈念コンサートでは,東京交響楽団の4人の楽団員によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第8番と岩河智子作曲「夕焼けの向こうに」が,SK(サイトウキネン)親子合唱団の少年少女たちによる合唱2曲が披露されました。
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堅牢!松本城ツアー [出来事]

乾小天守天井.jpg本日(2011年7月17日),「堅牢!松本城ツアー」に参加してきました。
これは,2011年6月30日の松本市における震度5強の地震でも,ごく僅かなひびしか入らなかった松本城の強さの秘密,先人の知恵を現地で説明していただけるというもの。
強さの秘密の一つは「通柱」。松本城は,五層六階建てですが,1階と2階,3階と4階,5階と6階の柱が通柱となっており,つまりは,二階ずつが3つ積み重なった構造。これは,四階建ての乾小天守も同じ。
また,「目隠し板」などの技術により床が強化され,壁もかなり厚くなっています。
加えて,大天守・渡櫓・乾小天守・辰巳附櫓・月見櫓という「連結複合式天守」が三角形を描いており,これが安定感を生んでいるとのことです。
写真は,乾小天守の天井。桔木(はねぎ)構造といい,てこの原理を応用して,重い天井の軒を支えているとのことで,大天守の天井も同じだそうです。
乾小天守の3・4階は,通常公開されていないのですが,今回のツアーでは,乾小天守の4階に生じたわずかなひびを見せていただきました。
また,秘密の階と言われる大天守3階では,床下ものぞかしていただきました。
本日4回予定されているツアーの2回目(11時)に参加しました。
既に先週の9,10日に計8回実施されたこともあり,参加者自体は10名余りでしたが,3連休の中日ということもあり,松本城は入場制限するほどの超満員。
満員の登城客の間を縫ってのツアーでした。
松本城の説明員の方は,この満員の客の中のツアーを詫びていましたが,むしろ,満員の中を丁寧に説明していただいた松本城の方に感謝です。
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松本市美術館《土門拳の昭和展》が始まりました。(2011年9月4日まで) [出来事]

土門拳の昭和.jpg松本市美術館で《土門拳の昭和展》が始まりました。
今月,松本で開催される第23回国連軍縮会議の開催を記念して行われるものです。
土門拳氏の足跡を一望する如く,戦前・戦中から,戦後の子供たちや仏像の写真など,約300点が並ぶ,充実した展示です。
初日の今日は別用があり,入館したのは午後4時ころでしたが,午後5時の閉館までには見終えることができませんでした。
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馬場家住宅:松本の七夕 [散歩]

馬場家七夕.jpg現在(2011年7月2日~8月21日),松本市内田の馬場家住宅では,七夕人形展が実施されています。
松本では,七夕を月遅れの8月7日に行います。
軒先に木材や和紙でできた男女の七夕人形を飾るのが伝統だそうです。
そして,ほうとうを食べるのだそうです。
また,馬場家住宅では,同時期,「戦争と平和展」の一環として,メキシコ革命中の1914年,外交官として日本人捕虜の救助や日本人移民の避難に尽力した馬場家15代当主の馬場称徳氏を紹介する展示も行われています。
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あじさい寺を訪ねる(その2)弘長寺 [散歩]

弘長寺.jpg信濃あじさい寺として有名な弘長寺を訪ねました。
今日(2011年7月10日),弘長寺のあじさいは見ごろを迎えていました。
いろいろな色の,また,本当に多くの種類のあじさいが咲き誇っていました。
この弘長寺は,松本市の南端,寿小赤にあります。少し南に下れば,もう塩尻市です。
昨日訪れた法船寺とは,決して近くありませんが,私が住む松本市桐からみれば,近いと言えます。
でも,2日に分けて行ったわけは……。
昨日は,弘長寺の場所を把握していなかったのです。
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あじさい寺を訪ねる(その1)法船寺 [散歩]

法船寺.jpg松本市は,今(2011年7月9日),あじさいの季節。
あじさい寺として有名な,法船寺を訪ねました。
白,青,紫といろいろな色の,いろいろな種類のあじさいが咲き誇っていました。
それにしても,梅雨明けの報せがあった今日の松本,本当に暑い1日でした。
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松本市歴史の里で《写真展「巣鴨プリズン」》開催中(2011年7月) [散歩]

巣鴨プリズン展.jpg松本まるごと博物館連携特別企画《戦争と平和展》の一環として,松本市歴史の里にある旧松本少年刑務所独居舎房内で,戦犯収容所巣鴨プリズンの写真が展示されています。2011年8月21日までの展示です。松本少年刑務所と巣鴨プリズンに直接の関係はありませんが,同館が財団法人司法博物館のときに寄附を受けたものとのことです。歴史を感じる写真展だと思います。

さて,松本まるごと博物館では,戦争と平和展を開催する2011年7月2日から8月2日までの間,有料2施設に入場すると3館目から無料となる企画を展開中です。例えば,旧開智学校(300円)と松本市はかり資料館(200円)に入場すると,松本城+市立博物館(600円)を始めとする施設が無料となります。
ちなみに小生は,松本検定に合格し,松本の達人マスタークラスの認定証をいただきましたので,全施設無料です。
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松本まるごと博物館で《戦争と平和展》始まる。 [散歩]

太鼓.jpg今月(2011年7月),松本では,第23回国連軍縮会議が開催されます。
これに伴い,松本市では,軍縮や戦争を考える様々な企画が展開されます。
その一つが,松本まるごと博物館連携特別企画《戦争と平和展》です。
これは,松本まるごと博物館を構成する松本市立博物館,旧開智学校,歴史の里等で,《戦争と平和》という統一の主題で展示を行うというものです。2011年7月2日から8月21日まで開催されます。
写真は,市立博物館に特別に展示されている市内の小学校の太鼓。
この太鼓,戦中,お寺の鐘が供出された後,時間を知らせるものとして利用されたとのこと。
また,本日は,市立博物館で,学芸員の秋山かおりさんによる《戦争展示を考える》との題で講演がありました。
学芸員としての立場から,千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館,ハワイパールハーバーアリゾナ記念館の展示について紹介があり,その後,今回のまるごと博物館の企画展に関する説明がありました。
アリゾナ記念館は,2010年に展示内容を刷新し,当時の日本の視点,米国の日本に対する偏見を含めた米国の視点が展示され,より公平な展示になっていることに加え,出口前に,来館者に問いかける結び言葉が展示されているとのこと。
また,今回の松本まるごと博物館の《戦争と平和展》が,各施設が所有する資料を使い,各施設の個性を活かした展示を行っているという意気込みを,歴史の里及び山と自然博物館の学芸員の方,そしてこの企画の主導者である松本市立博物館の学芸員の方の発言を含め,説明がありました。
この講演を聴いたことにより,今回の展示,ただ眺めるだけでなく,もう少し深く参加できそうです。
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松本市桐は大丈夫です。(2011年6月30日) [出来事]

本日(2011年6月30日)午前8時16分,松本市を震度5強の地震が襲いました。
私が生活する松本市桐は,特段の被害はなかったようです。
しかしながら,市内では,死者こそ出なかったものの,いろいろな被害があったとの報道。
国宝松本城や国重要文化財旧開智学校もひびが入った様子。
心配ですが,今は《松本は大丈夫!》と発信します。
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暑い松本の夕べ,パイプオルガンとソプラノに癒される。 [出来事]

HarmonyHall.jpg今日(2011年6月28日),松本は,暑い1日でした。
その夕方,松本市音楽文化ホールに行ってきました。
札幌市・松本市 観光・文化交流都市協定事業《オルガンサマーコンサート~ソプラノとともに》
この企画,私は,4月1日発行の広報まつもとで知り,往復葉書で応募しました。料金は無料。
東日本大震災の影響による変更があり,松本市音楽文化ホールオルガニストの保田紀子さんのパイプオルガン演奏と札幌から来ていただいたソプラノの針生美智子さんの共演でしたが,本当に素敵な時間でした。
このコンサートの詳細を書きたいのですが,今日は,文章を練る時間がないので勘弁してください。
写真は,入場直後に,このホール,通称,ハーモニーホールのパイプオルガンを撮ったものです。
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久し振りに,まるごと博物館めぐり [散歩]

高野槙.jpg本日は,久しぶりに,松本市内の《まるごと博物館》3か所をめぐりました。
まずは,旧開智学校。
入ってすぐ右手にある特別展示室。
戦前を中心とした,教材や生徒の持ち物が展示されていました。
次は,松本市時計博物館。
3階の企画展示室で《わがやのお宝時計展Ⅲ》が開催されていました。
掛時計を中心に,昔は一家の中心的存在であった時計が展示されていました。
ちょうど正午だったので,いろいろな音色の時報に接することができました。
ここから,一路《窪田空穂記念館》へ。
特別展示の《空穂を慕った歌人たち-現代歌壇・物故歌人色紙展》をじっくり見させていただいたほか,常設展示もゆっくり拝見。
VTRも見せていただき,記念館の向かいの生家も案内していただきました。
写真は,生家の庭にある高野槙。樹齢300年だそうです。
空穂も《この家と共に古りつつ高野槙 二百(ふたもも)とせの深みどりかも》と詠んでいます。
その後は,梓川河畔など,サイクリングを楽しみました。
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ドキュメンタリー映画《弁護士布施辰治》上映会(2011年6月18日) [出来事]

本日(2011年6月18日),松本市で,戦前・戦中に民衆の人権を守るために活躍した布施辰治弁護士の記録映画の上映会が開かれています。
会場は,松本検定と同じ,松本勤労者福祉センター。
午前10時30分の上映に行きましたが,会場は,ほぼ満員の盛況ぶりでした。
戦前・戦中の厳しい時代の中にあって,朝鮮独立運動の支援,関東大震災での社会主義者や朝鮮人大量虐殺の真相追及,大逆罪に問われた朴列氏・金子文子女史の弁護,入会地紛争の農民側に立った調停などの活躍,そして,布施弁護士自身に降りかかった治安維持法違反等を理由とした弾圧等々,氏の人生を描いた記録映画です。
多数の方々のインタビューも盛り込まれており,かなり見応えがあります。
また,裁判のシーンには,松本市歴史の里にある旧長野地裁松本支部の法廷が使用されています。

松本での上映会は本日のみですが,既に終わった午前10時30分のほか,午後2時と午後6時30分に上映されます。
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